重なり合った紅い梅の花のような明るい紅赤色の猪目茶碗。
銘『梅重ね』
色名は平安時代の襲 (かさね)の装束 しょうぞくに由来。
色の暖かさ、優しい光が老若男女に愛される色である。
お抹茶を点てるとやや濃く見える時もあるが、茶碗本体は茶の緑と対称の色である為、際立つ美しさがある。掌に包むとなんとも穏やかな優しい色となり、服飾系では「恋の色」とも言われる。
濃い色から薄色への移行(グラデーション)は『匂い』とも呼ばれ、なんとも甘い香りのお茶碗の一つである。
瀬戸市半磁器土を使用
梅の花といえば一般的には白というが
[表・白ー裏・紅梅]で白梅と紅梅の重なりを表現しているのが『梅重』という説もある。
抹茶碗を保管するのに最適なうこん布と、箱書きをした桐箱付です。
お箱をご注文いただいたとき桐箱屋さんに制作依頼を出します。
箱書きして発送させていただきます。
少々お時間いただきます。お待たせして申し訳ありません。
最大幅 11.0cm
高さ 7.8cm
重さ 190g
※作品によって大きさ・深さ・厚みが異なります。よくご確認のうえご注文ください。
※ピンホールの無い完全品です。ピンホールがなくなるまで何度も焼き直しをし、丁寧に仕上げた逸品です。
※他の大きさや深さをご希望の方はオンラインストア(https://atelierono.stores.jp/)に多種掲載しています。ぜひご覧ください。
M1